日付 | 6月26日 | |
気温 | 25℃ | |
平均水温 | 湾内 | -℃ |
外海 | 21.2℃ | |
透明度 | 湾内 | -m |
外海 | 15m |
今週末、ちょいと心配された台風ですが
足が遅くなり、更に針路もだいぶ早めに東に向いた。
はい。
ベタ凪でした!笑
最高すぎです(*’▽’)
そんなラッキーな一日、シーランドではエンリッチ祭りでした!
いや、別にイベントとかじゃないんですけどね。
エンリッチって?
まだダイビング始めたばかりの方ですと聞き覚えのない方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明します。
通常使うシリンダーはいつも我々が陸上で吸っている空気を
圧縮したものが入っています。
オープンウォーターで勉強しますがこの空気の中身は
酸素が21%で窒素がほぼ(他にも細かいものが混ざっています)79%です。
この窒素の割合を引き下げた混合気をエンリッチドエアと呼びます。
これを聞いただけでもダイバーの皆さんなら空気と同じように潜った場合、エンリッチドエアにメリットがあることがおわかりでしょう。
そう体に取り込まれる窒素の量が減ります。
結果減圧症のリスクを下げることが出来ます。
よく勘違いされるのが深い所により長く居られるんだよね~と言われる方がいますが、間違えではありませんけど
長く居ればそれだけ取り込まれる窒素は増えますので、どちらかと言えば空気と同じような潜り方をしてより安全性を上げるのがメリットと言えるでしょう。
他にも疲れにくいなどの効果もあるようです。
これは個人差があると言われますが、けんろーはあんまり感じられません。
でも、今日講習したゲストさんは疲れなかった!と効果があったようですよー(*’▽’)
もちろん、デメリットもあります。
一番には酸素中毒の可能性が高くなります。
またそれに伴って最大深度が少し浅くなります。
そしてここが一番悩ましいのですが通常の圧縮空気のシリンダーよりも高額になってしまう点です。
海外などでは通常シリンダーでもエンリッチドエアでも同じ金額なところもあったりしますが、日本ではまだ高いですね。
もっと一般的になって安価で仕入れが出来るようになれば皆さんにももっと積極的に使って頂けるようになると思うのですが・・・
さてさて!
説明が長くなりましたがそんなエンリッチ。
今日はファンダイブゲストのYさんを山口が担当。
こちらは3ダイブともエンリッチドエアでのリクエストを頂きました!
やはり田子は深度も深いので3本だとエンリッチお勧めです(*’▽’)
そしてけんろーチームは前々からエンリッチドエアSP講習を予約してくれていたKさんと、たまたま今日潜りたいという話の中から
エンリッチSP講習の話をしたら『それなら私も一緒にとりたい!』と急遽申し込んでくれたAちゃんのふたりとスペシャルティ講習してきました~!
しっかりとアナライザーの使い方からダイコンの設定。
そして最大深度の確認など行なってから、いざ海へ(‘ω’)ノ
せっかくベタ凪ラッキーデイだし、外海三昧です。
沖の浮島根、田子島で遊んできました!
どちらも透明度も良いし、水温も高くて
気持ちの良い海。
群れは日に日に勢いを増します。
イサキのみバラけてますが、キンギョハナダイ、サクラダイ、スズメダイは大きい群れになっています。
カンパチなども時折姿を見せてくれるので夏はすぐそこです♪
田子島は復活のイワシ群がマダイやアオリイカに追われ
玉になりそうなぐらい。
ソウダガツオが来てくれればなーと期待しています。
ゆっくりと2本遊んでテストもしっかりやって!笑
エンリッチSP講習も無事終了です!
お二人ともお疲れ様でした~。
伊豆 ダイビング シーランド けんろー。