日付 | 9月2日 | |
気温 | 34℃ | |
最低水温 | 湾内 | 19.3℃ |
外海 | -℃ | |
透明度 | 湾内 | 5~8m |
外海 | -m |
8月も終わり9月になった。
夜までうるさかった蝉の鳴く音も気づけば夜には止んで
静かになったことにふと気づく。
遠く水平線を見渡せば、あれほど高くそびえ立っていた入道雲は身を潜め
すじ雲が広がりをみせる。
思えば8月は散々だった。
前半は南西風で毎日のように間隙を縫って荒れた外海を狙い
良い海況の日は殆どなかった。
そして中盤以降は冷水塊に悩まされ
低水温と濁った水。
海況も天気も良いがあまりの冷たさに集中力も下がり、南方種もほとんど見つからない。
自然相手の仕事。
思ったように事が運ぶことなど実は少ない。
しかし1ヶ月を通してこれだけ悪いってこともなかなか無いのではなかろうか。
挙げ句そんなときに船外機船も一隻故障・・・。
こんな事がずっと続くとは思わないのだけど
せめて9月は平穏にそして純粋に海を楽しめるようであってほしい。
切に願う。
はい!けんろーです!
いやあ、真面目に8月の振り返りをしてみましたが、本当に辛かったですね💦
それでも!
荒れていようが!
濁っていようが!
冷たかろうが!!
それも笑い話に変えて頂けたみなさまには感謝です\(^o^)/
9月は本当に良い海になることを祈りたいですね~!!
そうそう。
8月最終日の31日にはショップさんたちの合同ブルーウォーターツアーに行ってきました!
お盆に組んでいたショップさんは残念ながら太平洋に出たところで波が高くて断念。
今回も風の予報は少し微妙であり、また潮位置が悪すぎてかなり不安がありましたが
何とか外洋に出ることができました。
今回もかなり南下することを余儀なくされ、出血覚悟の燃料使いまくりでしたが
現在の環境下では出来得る限りの潮へご案内できたと思います。
またオキゴンドウとハナゴンドウの20頭ほどの群れも水面からウォッチできました。
ご参加のショップ様ありがとうございました!
今日は朝からアツくてショップさんからの問い合わせも無かったので
事務仕事の前に1本白崎に行ってきました。
とにかく水温が気になりますからね!笑
そんな気になる水温ですが
水面から5mまでは26℃→12m付近まで23℃→20m付近21℃→28m付近19.3℃と
段階を経て冷たくなる潮でした。
やはり深場は辛いですが、20m付近までは少しマシですね。
ただ、その辺の水深でも冷たい潮が混じったりする場所もありましたのでまだまだですね。
深場と浅場で来遊漁を何とか見つけたいなと探しましたが見当たらず。
おまけに先日見つけたカエルアンコウも行方不明(T_T)
それでもハゼウォールはいつも通りざくざく。
コジカイソハゼはまだお腹の大きい個体も多いけど、ミリの赤ちゃんもたくさん見れています。
アワセイソハゼ属1種-2もお腹が大きい個体を初めてみましたのでどんどん増えると良いなと思います。
幼魚はナガサキスズメダイがすごく増えています。
個人的にあのブルーは大好きなのでみんなでじっくり遊びたい。
クマノミのあかちゃんたくさん見れてます。
浅場には少しテーブルサンゴが新しく出来ているところがあります。
覗くとハナグロイソハゼが入っていたり、サンゴガニがいたり。
もう少し大きくなったらまたセダカギンポやカスリフサカサゴがやってきてくれるのかなって楽しみにしています。
テーブルサンゴと言えば群生がほぼ壊滅した防波堤側ですが
前から少し気になっていたことがあります。
元のメインサンゴエリアの壊滅時も思っていたのですが、ナガミルとの関係性です。
死にゆくサンゴにはナガミルがよく生えています。
それはおそらく死んでしまった部分に生えるのだと思うのですが、
それによって余計に死んでいくことなどあるのでしょうか。
必ずと言ってよいほどサンゴがナガミルに覆われて一体が傷んでいく。
自然に任せるという考え方が自分のなかでも普通なんですが
悪影響がもしあるのであれば流石に全滅する前に何とかしようと思うのです・・・。
ただ元気なエダサンゴと傷んだエダサンゴ、そして死んでしまったエダサンゴに何の違いがあるかもわかりませんし
諸説ありますが800年ぐらい生きていると言われる田子のサンゴなので
もしかしたら過去にこんな事はいくらでもあった可能性もあります。
たまたまそんな時期を目撃した我々がなにかしようというのもおこがましいかもですね。
今はとにかく状況を観察し続けることですね~!
伊豆 ダイビング シーランド けんろー。