日付 | 4月1日 | |
気温 | 11℃ | |
最低水温 | 湾内 | 15.3℃ |
外海 | -℃ | |
透明度 | 湾内 | -m |
外海 | 7~10m |
昨晩から降り始めた雨は朝になっても止む気配を見せない。
『花冷え』とはこの事と言わんばかりにしっかりと冷え込む朝。
とてもじゃないが昨日のように薄着ではいられず
ドライインナーを着こむ。
さて、表題の件である。
ユウレイなのか、ユウレイじゃないのか?笑
皆様はユウレイイカをご存じだろうか。
ユウレイイカという聞きなれない名前のイカとはいったい?
ユウレイイカ
ユウレイイカ科のイカ。水深200~600メートルの深海に生息する。主な分布域はインドネシア近海から相模湾以南の太平洋だが、日本海沿岸でも採集事例がある。細長い体でユラユラと静かに漂う姿が幽霊のように見えることから名付けられた。ひれ(エンペラ)が丸く、10本の腕のうち極端に太い腕と細い腕を2本ずつ持つことが特徴。全身が寒天質で柔らかく、眼の周りや腕から光を放つことが知られている。しかし、生きた姿が確認されることが極めて珍しいため、詳しい生態はほとんどわかっていない。2012年11月に神奈川県藤沢市江の島近海、静岡県熱海市近海で相次いで生体が採集され、同市の新江ノ島水族館で公開展示された。いずれの生体も公開から2日で死亡し、その後は標本が展示されている。
コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E3%83%A6%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%82%AB-190366
とまあ、とにかく珍しい。
そして不味いらしい!笑
シーランドにはユウレイイカに伴うエピソードがある。
それは遡ること数年前。
近所の漁師さんがバケツを持ってお店にやってきた。
曰く、『こりゃなんだらなあ?見た事ないイカだなあ』
覗き込むとまさにうーんナニコレ(゜-゜)
やけに細長い体、いやイカは大体細長いのだがこれはまた細い
そして凄く小さいミミ。
やたらに長い足もある。
なんか深海生物を想像させる。
古くはその道のプロである、イカ釣り漁師であった
父親にも見てもらうも。
『なんだろうなあ?』
(;゚Д゚)
終了である!笑
ネットで色々検索してみるとどうやら『ユウレイイカ』なるものが浮かび上がってきた。
正直特徴で確認できるのはそのルックスと足が異様に長いのがあるところぐらい。
当時、とても希少で生きたユウレイイカはとても珍しいと書いてあった。
水族館などではきっと喉から手が出る程欲しいレベル。
もちろん、海へ返した後だった・・・
そんな映像がフラッシュバックしたのは
今日の1本目エントリー直後。
なんにも考えず、ただ先行したその間であった。
今日のゲストはKさん。
春って言うのはいきなりビックリするものが出たりするんですよ?
この間もクジラが通ったり、マンボウも通ることありますしね。
でもそんな事はとんでもなく運が良い事だから、いつも通りにと
本当に普通に潜り始めただけだったのだが。
根頭の横でふわっとしているちょっと透け気味の個体。
上から見たときは凄く細長くて。
うん?ヘラヤガラって小さい時はスケスケだったか?なんて思う。
いやー、小さい時もしっかり色あるわ~とよく見るとイカだった。
これは・・・あいつだ!
あのヤマチョウさんが見せてくれた変なイカだ!
なんか調べた気もするけど、なんだっけ?
まああれだ!とにかく珍しいやつだ!と撮影。
ユウレイイカの名前は出て来なくても凄いヤツかもっていう記憶だけはあったので興奮していた。
この興奮をKさんに伝えたかったのだが、臨時で持ってきていたスレートは全く書けないというただのお荷物。
でも、Kさんもたくさん撮っていたので良しとする。
沖の浮島根は深く行くと透明度も10mほど見えるが
浅場は春濁りがしっかりと進んでいる模様。
そんな中深場でキンギョ撮影💛
タキゲンロクダイのペアにヒゲダイ。
ユカタハタにアオリイカの群れと生物も色々♪
メジナの大群も圧巻でした!
2本目はKさんのリクエストで行ったことが無いヤイズ根へ。
秘境はウミウシでてるかなー?とドキドキさせてくれるのですが
今日は不発。
ただ、フイリビロードウミウシは初めて見たっ💛
大きいイサキの群れや久しぶりにでっかいクエも登場で
壁よりも中層が面白かったかなー(*’▽’)
ただ、流れはちょいと大変でした💦
結果今のところまだユウレイイカなのか否か答えは出ていない。
もしこのブログを読んでわかる方がいらしたら是非教えて頂きたいです。
ユウレイイカでなくてもダイビングでなかなか出会える子ではないとおもうので嬉しい。
ちなみに動画も撮りましたので
そちらは何かわかればアップする予定です♪
Kさんありがとうございました!
来週もよろしくお願いします。
伊豆 ダイビング シーランド けんろー。