日付 | 1月25日 | |
気温 | 13℃ | |
平均水温 | 湾内 | 17.5℃ |
外海 | 17.5℃ | |
透明度 | 湾内 | 15m |
外海 | 15m |
寒い雪の日はもう遠い昔のように感じるほど
穏やかな日差しと緩やかな東風。
とても真冬の西伊豆とは思えない。
いつもならほとんど毎日西風が吹き荒れているはず。
しかし今年は本当に西風が少ない。
嬉しい反面、なにかやはり心配になる。
だからと言って何か出来ることも無いので今日のこの好海況を
楽しむとしよう。
さてさてー!
今日のゲストは今月2回目のご来店、常連Sさんです♪
前回カメラのアームとストロボを注文頂き
それが届いたので居ても立っても居られなくなったようです!笑
あさイチふたりでさっそく組みつけて行ってきました!
まずは落ち着いてじっくり、ストロボに慣れてもらうため白崎へ。
アカホシカクレエビやカイカムリ、オトヒメエビなどの
甲殻類にシロタスキウミウシなどのウミウシで練習。
ハレーションを抑える角度の調整をしたり、距離感を掴んだり。
あとで写真を確認してみると格段にキレイな仕上がりになっていました♪
もちろん、ここ最近のSさんのスキルの向上はもちろん、写真もいっぱい撮ってコツを掴んできたのが一番大きいですけどね!
その後も小さなアカスジウミタケハゼもバッチリだし、サンゴエリアではアケボノチョウチョウウオがジャスピン!(゚д゚)!
すっごい進歩ですね!
やはり継続して潜り続けることがスキルもカメラも上達への近道なんです!
じっくり60分オーバーで練習してきました。
さて、2本目は久しぶりに小蝶アラシに行ってウミウシを頑張って探して練習していこうと決めていたのですが、
オーシャントライブのハマベ君も小蝶アラシに行くというので
同船で時間を合わせたのです。
『けんちゃん、小蝶アラシは最近ウミウシどう?なんかいる?』
『最近行ってなくて、行ってもあんまり見てなくてさー、何かしら出てるとは思うんだよね~。』
『そっかー!あ!コンシボリいないかな!?』
『ああ!そうだね~!そろそろ出てきてもおかしくない!』
『よし!探そう!』
そんなわけで急にコンシボリ探しが始まった。
もちろん、コンシボリは探してすぐ見つかるようなウミウシではないのは皆さんご存知の通り。
しかし、ここで今日のタイトルである。
『一発必中』
こーゆーときの自分の何か得体の知れないパワーに驚く。
当たりをつけていた場所をSさんと徘徊する。
どう見てもまだウミウシが少ない。
この時期のこの時期の小蝶アラシと言えばザクザク。
やはり今年は( ;∀;)
構図が良かったサメジマオトメやシロウミウシなどをSさんに撮影してもらいながら進む。
普段ならこの辺で心が折れる時間帯だったが、やはり何か胸騒ぎがする。
もしくはコンシボリの気配と言っても良いのかもしれない。
そして。その時は確実にやってくるのであった。
岩の窪みに何かが動いたのを感じた。
まだ遠いがやはり確信めいたものがあった。
やはりそれはコンシボリだった!
心臓がドクンとなったのを感じた!(*’▽’)
急いでSさんを呼んで撮影する!
もちろんSさんは初シボリだ。
見せて上げれて本当にうれしかった。
ハマベチームを呼ぼうと力の限りベルを鳴らすが全然来ない。
これはきっと聞こえてないだろうと急いで呼びにいく。
何しろモリモリ動くあいつはいつ隙間に隠れてしまうかわからないからだ。
そして無事確認。
ガッチリとアツい握手を交わしたのであった。
仕事を終えた感が強いけんろーの脱力が良かったのか
その後も綺麗なセスジミノや久しぶりにムカデミノなども見つけられた♪
少しずつではあるがウミウシの足音が聞こえてきた。
そんな洞窟ダイブであった。
やはり言霊は存在するなーと後で笑い合いました(*’▽’)
Sさんが今日ストロボ買ってなかったら沖の浮島根だったかもしれないし、すべてはタイミングですね~!
Sさんありがとうございました!!
また次回もガッツリやりましょう♪
明日も東北東の風予報!お天気は悪そうですが
良い凪になりそーですね!!
伊豆 ダイビング シーランド けんろー。