日付 8月5日
気温 33℃
平均水温 湾内 -℃
外海 -℃
透明度 湾内 -m
外海 -m


結果から言おう。

マンタである。
正式にはオニイトマキエイ。
大型魚類の中においてもダイバーに屈指の人気を誇る。

マンタに会いたくてダイバーになったという話を聞くことも少なくはない。
ノンダイバーでもマンタと言えばこのマンタ以外に思いつくものは数すくないだろう。

そんなマンタ。

本日はシーランド個人ゲストさまのブルーウォーターダイビングツアー開催日。
そう、言わずもがなご理解いただけたであろう。

遡ること15時間ほど前。
正確には早朝5時半。
ゲストのみなさまと合流し、出港したのは定刻を少し過ぎた6時15分。

西側に少しよさげな潮が入っているとの情報もありましたが
潮の入りも南、さらには石廊崎沖でイルカの情報も入ったので
今日のコースも先日同様に南。
水曜開催のツアーの潮不発は記憶に新しく、一抹の不安も覚えながらもイルカを期待しつつ。
すると波勝崎付近に来た時にかなりの青い潮。
お!これは期待できそうや!(*’▽’)
しかし、その後は一進一退。
良くなったり悪くなったり。
ある程度の潮色までは行くのだがこれぞ!というような
ブルーウォーターとまでは行かない。
しかし、出港から3時間半。
時間的にもそろそろリミットではないかと、それでも付近で一番良潮と思われるポイントにて1本目。
そこまででは無いとは言えそれなりには青い潮。
週中に比べたら青い世界を楽しんでいただけたと思われます。

今回も太平洋までやってきて
このぐらいなのでこれ以上南下すると帰りの時間も心配されるので潮は半分諦めて、生物を探しながら駿河湾に戻ろうという選択。

しばらく走るも今日は本当にある意味、キレイな海。
普段なら嬉しいのだがブルーウォーターにはゴミ、漂流物が多ければ多いほど生物への期待が高まるのだ。

大きな流木、藻草の塊、時に漁網などはこの海域においては
魚の絶好の隠れ家になる。
それを狙う捕食者たちも僕らとしては素晴らしい被写体になり得るのだ。

しかし、キレイな海の今日は漂流物もサメやイルカ、クジラのヒレどころか小さな魚の群れすら見当たらない。
小さな流木を見つけては魚がついていない確認を繰り返す。
ちょっと心が折れ始めたその時。
とても小さなロープと木材を発見。
よく見ると小さなカンパチやソウシハギ、ツムブリなんかも見える。次を期待してこれ以上は外せないし潮もそこそこ見えそう。
ここでやろう!

そしてエントリー。
まあまあの潮に今度は魚もいるし、流れ藻につく魚は割と近くまで寄ってくるので良い被写体になります♪
みなさん思い思いの写真を撮り楽しく過ごす。

その時けんろーもカワイイ動きのソウシハギや
キレイなフォルムのツムブリにうっとりしていたのだが
ふと!去年のマンタもこうやって魚がついてる漂流物の時に出たんだよなーと思い返す。

そして深い所から急に飛び出してこないだろうか?
そう思い、数百メートル、もしくは数千mあるかわからない深場を見つめる。
もちろんそんな奇跡は数年に1度あるか無いかだ。
やっぱりなーと視線を戻した先に目に入ったのは
ツムブリと小さなカンパチの小群れ。
一瞬で鳥肌が立ったのを覚えている。
ダイバーに近づく速度とは明らかに違うスピードで泳いでいく。

その先に待っていたのは・・・
そう!マンタ!!!!!!!!!!!!!!!
デカい!!!!
そう水中で言ったかどうかは覚えていないが、間違いないのは
絶叫したこと。
そして水中ベルを無心で鳴らしたこと。

あとは写真の通りです。
閃光のような衝撃と優雅な姿をゆっくりと見せてくれたマンタは僕たちの周りを一周し姿を消した。
見送った僕らは全員歓喜の渦!

余韻に浸りつつ、ふと外側に視線を向けるけんろー。
マジか!!
おかわりマンタ!!
今度は2周まわってくれた。
マンタに夢中になりながらも皆の安全も確認しなければならない。
しかし、心配はいらなかった。
マンタを追いながら見たみんなはラインで結ばれながらもマンタに向かっていた。
さながら、水中から船を引っ張っているかのように(笑)

素晴らしい時間を終え、エキジットしたみんなの笑顔がたまらない。
いち早く自分がマンタを見つけられたのはただの偶然で
少し遅れた出港も、少しでも良い潮を見つけに遠くまで行ったのも、エントリーでラインが絡んだりしたのもみんな、みんな
マンタに会うための必然だったのかもしれない。

とにかく。
今回のブルーウォーターツアー!
素晴らしい出会いと皆様のご参加、ご協力に感謝です。
ありがとうございました!
また!来年のツアーもよろしくお願いします(*’▽’)

伊豆 ダイビング シーランド けんろー。