日付3月9日
気温14℃
平均水温湾内16.2℃
外海16.4℃
透明度湾内15~20m
外海10~15m


その時は不意に訪れるものだ。

ご存知の通り、壁を見るのが習慣なけんろー。
隙あらばマクロ生物を探す。
そのおかげでレアなマクロ生物も見つけることができたりすることもある。

もちろんその反面、大物はなかなか当たらなかったりする。
それはそうだ。
みんなに言われるが『けんろーさんは壁見てなかったら今頃、すっごい大物何個も当たってるんじゃない?』
その通りだろう!笑

しかし、ここ数年はそれなりに大きいのが見れてたりするのだ。
これは壁を見なくなったのではなく、なんとなく。
そう、なんとなくなんだ。

100匹超のハンマーリバーやあんまり会いたくは無かったアオザメ、ブルーウォーターではモブラ。

そして今日。
初マンボウを見ることが出来たのだっ!!!

正直、マンボウって見れる気がしなかった。
過去には沖の浮島根で6枚の群れマンボウに遭遇した他サービスさんもいたが、俺が思うに田子で見れるマンボウは通りすがりマンボウ。
南からやってきて大瀬崎にむかっていく途中たまたま浮島根で遭遇するんじゃないかと勝手に思っている。

年に1回あるかないかのマンボウ情報。
期待する方がどうかしてる。

ただ。
それが見れたんだからもうね。
本当に素直に喜ぼうではないかあああああ💛

はい!けんろーです!
いきなり本題トークでしたが、まあタイトルと写真見ればわかりますもんね!笑
さて順を追っていきますよー。

本日の田子は晴天ベタ凪、透明度も良好と3拍子で絶好の海況でした♪
ショップさんに便乗して沖の浮島根です。
ちょっと固定生物に乏しい沖の浮島根。
キンギョの群れも深めだし、なにか見つけていきたいところ。
が、しかし。
無意識に深場へ吸い込まれていく罠。
え?気づけばキサンゴまでいってらあ( ;∀;)
多分気づかないうちにキサンゴが見たかったんだろうなー。
流石に3月。
深場のキンギョは群れまくってはいますが、キンギョでこの水深はちょっとね・・・。
サクラダイは更に深くてメスばっかり。
当たり前。
ただ、赤ちゃんサクラダイが見えてたのが良い発見。
キサンゴまわりはレンテンヤッコがキサンゴと一緒でキレイです。

窒素もすぐいっぱいなので早々に引き上げて根回りでウミウシを探すも、ここまで居ない?って思うぐらいのスカりぶり。
ずっと居てくれているタテキンのチェックだけして早めに根頭に戻ってマクロ切り捨て!

ワンチャン、大物こねーかなー!(本気で思っていた)
きょろきょろ、うろうろ。
安全停止ラインで根から離れたり戻ったり。
そのうちにショップさんも戻ってきて安全停止入りそうだったので先に上がる準備をはじめ・・

ん?
何か見てるなー。
カメラ構えたぞ~?
上から必死に視線の先を捉えようとする。
するとゆっくり動く物体・・・
このスピードは回遊魚じゃないし・・・マンボウとか?
いやいや、まさかね~!笑
マンボウじゃーーーーーーーん!!!!!

現れたのは50~60cmぐらいのチビマンボウ💛
小さくてもマンボウはマンボウ!
なんともカワイイ動きだ。

ショップさんたちは追うのかなと上で様子を見つつカメラを構えていると根から離れず撮影していて撮り終えたようなので距離を詰めて撮影。
ゆっくりのうちに証拠写真をゲット!
よし次は動画!と思ったらクルッと反転してスピード上げて泳ぐ。
頑張って追いましたが動画は間に合わず・・・。
でもとにかく見れてよかった!!!

2本目はショップさんが小蝶アラシへ行くとのことなので
自分は最近全然チェックできていなかった弁天島へ行くことに。

マンボウの余韻に浸っていたいところですが、
ここはしっかりと切り替えて目を凝らしていきますよー!

まずは砂地でを移動。
ちょいと珍しいのはササハゼぐらいであとはハナハゼ、ダテハゼ、オニハゼ、クロイトハゼ。
ふと思いついた。
3月ってことは弁天島ならツノザヤチャンスじゃない?
そーでした!
って言うことで見に行くと。
探し始めて2秒でぷっくりなツノザヤウミウシをゲット!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
でも、それで終わり。
エサは少し生えているのでまだ期待できそうですね~!

そのまま深場探索していってここでも発見が。
弁天島と言えばひと昔前はハクセンアカホシカクレエビが当たり前に見えるポイントでした。
イソギンチャクが無くなってアジロ崎の深場に今もおそらくファミリーがいると思いますが、なかなか行きづらい場所なので見に行くこともない。
だが!今日あらたなハクセンアカホシカクレエビを発見しました!
しかも8匹の大家族!!!(゚д゚)!
ちょっと深いですが、この数は必見ですよー!
きっと昔のファミリーの流れを汲む子たちだろーなあ(*’▽’)
かなり嬉しかったです。

その後はゆっくり浅場で窒素を抜きながらテーブル巡り。
期待値が高そうなのでもう少し深場は調べていこうと思います。

いやー、本当にマンボウ最高!
ホクレア湘南のナホちゃんに感謝です(*’▽’)
ありがとーーーー!!

伊豆 ダイビング シーランド けんろー。